事業団訪問介護事業所では、ヘルパーの資質向上研修の一つに「調理実習」の機会が設けられています。
今年度、北部ヘルパーチームでは「腎臓食」をテーマに取り組みました。
「腎臓食」といっても、様々ですが・・今、実際にサービスに入らせていただいているご利用者様をイメージし、冷蔵庫の中に常備されている限られた食材の中でいかに工夫出来るか、2チームに分かれて検討を重ね、メニューを考案しました。
実際に、管理栄養士の方にアドバイスを頂き、減塩の工夫・カリウムやリン対策・総合的なカロリーへの配慮等をメニューに盛り込んで、いざ実践です。
本来は限られた時間内で食事を作るため、細かく計量したりすることはできませんが・・今回は「腎臓病食の適正量」という所を体験し、感覚をさらに研ぎ澄ます★ということで、一つ一つ(調味料のグラム数まで)計って調理しました。
調理の専門家ではありませんが、ご利用者様のため、おいしく栄養の有る食事を提供しよう、とヘルパーさんたちが日々、取り組んでいる姿勢も垣間見え・・とても良い機会だったと思います。
♪♪ 調理メニューのご紹介 ♪♪
*白身魚のあんかけ *豚肉の冷しゃぶサラダ *ミックスベジタブルと豆腐の卵とじ
*白身魚のホイル焼き *豚肉とナスのみそ炒め *カニカマとキュウリの酢の物 *ミックスベジタブルおやき
最後は、お互いの食事を交換し、味の確認と意見交換でした。
誰もが、食事の楽しみを持ち続けていけるように・・それがその人の活力となりますように・・・これからも、美味しい食事の提供のために、みんなで精進していきたいです!
ご馳走様でした\(^o^)/