平成学園では、月に一度、利用者のみなさんと一緒に災害時や非常時の避難訓練をおこなっています。
地震や津波、火災、不審者侵入時など、様々なパターンを想定して取り組んでいます。
 
2月は、職員研修として「不審者侵入時訓練」を実施し、さすまたの使い方の確認や負傷者の救助方法について実演を交えながら勉強しました。
 
 
まず、説明用の動画やプリントを使ってさすまたの使い方の確認です。

 
 
そのあと、実践です。

 
激しく抵抗する相手に、数人で協力しながらどうにか制圧することができました。
有効な持ち方や使い方など、実際にさすまたを持ちながら確認しました。
 
 
次は、刃物による負傷者が出てしまった場合の救助についてです。
危機管理の担当職員から場面設定や負傷者の状態について説明があったあと、実際に動きを確認します。
 

疑似体験だとわかっていても、やはり恐怖を感じる場面です。
救助を要請する手順や必要な処置、そして何よりも落ち着いて対応することの大切さを実感しました。
 
 
実際に使う必要がないことが望ましいのですが、利用者のみなさんを守るために「万が一」に備えておくことの大切さを感じました。
『備えあれば憂いなし 憂いなければ備えなし 備えあって なお憂いあり』を念頭に置き、職員全員で危機管理意識を高めていきたいと思います。